恐眠症 という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
その名の通り「眠るのが恐い」という精神的な病気です。
原因としてはトラウマや悪夢など、自分にとってマイナスの出来事が引き金となって起こります。
ただ「原因は完全には明らかになっていない」とのことで、一筋縄では行きません。
一度深みにハマってしまうと、なかなか抜け出せないのですよね。
恐眠症は誰にでも起こりうる精神的な病気です。
自分は大丈夫だと思っていても、いつか眠るのが怖くなる日がある可能性もあります。
今回は恐眠症について、原因と対策を調べてきましたので、お伝えします。
恐眠症とは
恐眠症(きょうみんしょう、英:Hypnophobia[1])は、眠ることに対する不合理で過剰な恐怖を抱く現象である。寝台恐怖症や睡眠恐怖症と呼ばれることもある。これは、眠ることでコントロールのできない状態になったり、悪夢を繰り返し見ることへの不安や、「寝る時間を作業に充てられたのではないか」「もっと遊べたのではないだろうか」という時間の損失に対する不安によるものであると考えられる。英語のHypnophobiaの接頭語Hypnoは、ギリシャ語で眠りを意味するhypnosから来ている。[2]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恐眠症とは、「眠ることが異常に怖くなる」現象です。
悪夢やストレスが原因でおこり、不眠のせいで体にも悪影響を及ぼしてしまいます。
もし「眠るのが恐い」という状況に陥ってしまったら、出来るだけ早期に克服した方がいいです。
Googleで「恐眠症」と打つと、「もしかして: 過眠症」と出てきます。
「恐眠症」とはあんまり認知はされていないようです。
「睡眠恐怖症」「寝台恐怖症」と言われることもあります。
難病のひとつとされています。
恐眠症の原因
- トラウマ
- 悪夢
- 心霊体験(金縛りなど)
トラウマには様々な種類のものがあります。
当人にしかわからない恐怖がつきまとっています。
悪夢を見続けることによって、「眠るのが恐い」という状況に陥ることもあります。
「眠ったらまた悪夢を見るのではないか・・・」と恐怖に支配されてしまうんです。
ただ「原因は明らかになっていない」とのこと。
その分、誰にでも起こりうるという怖さを秘めています。
恐眠症の症状
恐眠症の症状です。
ウィキペディアの情報より抜粋します。
- 呼吸促迫
- 息切れ
- 錯乱
- 発汗
- パニック・恐怖
- 眠気
- 口の渇き
- 傾眠状態
- 振戦
- 不整脈
- 悪心
ここまで?
と思うほど症状がたくさんあります。
これだけあれば誰でもひとつくらい症状が出そうです。
私も「口の渇き」なんて毎日のことです。
眠るのが怖く、実際に眠れなかったりすると、不眠から体の調子が悪くなってしまいます。
恐眠症の対策
- 信頼できる人に近くに寝てもらう
- 瞑想・ヨガ
- 不安を軽減するか完全に取り除く
信頼できる人に近くに寝てもらえると、安心して眠れます。
特に繰り返し悪夢を見る場合は、ひとりで眠るよりも安心感が段違いです。
瞑想やヨガで身心を鍛えたり、体を疲れさせて夢を見ないくらい爆睡するのもいいかもしれません。
不安を取り除くのも対策ですが、そんなに簡単に不安を取り除けたら苦労はしていません。
原因究明をし、自分の心と丁寧に向き合っていく必要があります。
最後に
恐眠症は治療が困難だと言われています。
不安障害のひとつだとも言われます。
眠れず体が壊れそうになり日常生活に支障をきたすことになれば、心療内科などの病院に受診した方がいいでしょう。
悪化する前に対策をしなければ、「日中眠気に襲われて事故を起こす」など他人を巻き込んだ大惨事になってしまう可能性だってあります。
悪化してしまってからでは遅いんです。
出来るだけ早期に回復できるように、信頼できる人に話すのが一番かと思います。
もし「誰にも話せない・・・」という方は、わたしで良ければ話を聞きますので、お気軽にメールをくださいな。
コメントを残す