【小説レビュー】アンと愛情|著:坂木司|あらすじ・感想・レビュー|やさしい物語

アンと愛情
著:坂木司
光文社

和菓子のアン特設サイト

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アンと愛情 著:坂木司 レビュー

購入のきっかけ

本屋さんをぷらぷらしていた時に、山積みの文庫本を発見しました。

それが「アンと愛情」!!

和菓子のアンシリーズは買い集めています。
なので、1人でときめいていました、文庫本の前で笑

迷わず購入を決定。
一応、本の状態を確認して、良さそうなのを買いました♪

アンと愛情 感想・レビュー(ネタバレ込み)

和菓子のアンシリーズは、短編連作のようになっていて読みやすいです。
文章も優しくて、ラノベより読みやすいんじゃないかと思います。

主人公アンの一人称がとてもやさしい雰囲気で、読んでいて癒されます。
登場人物もみんな個性があって、とてもやさしい。

やさしい雰囲気が好きな方には是非おすすめしたい小説です!

デパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働くアンの物語。
各話にミステリーが散りばめられています。

★甘い世界

海外のお客様の求めるものを解決していく話。
アンちゃんの振袖を選ぶ話もあって、読んでいて楽しいです。

なんかアンちゃんには共感できます。
読んでいてほっこり。

★こころの行方

別の店舗から応援に来たアンちゃんと同い年の女の子。
アンちゃんとは別のタイプで、明確なビジョンを持ち、ガンガン売る子。
2人の女の子に椿店長が問題を出すお話。

読んでいてハラハラしました。
アンちゃん大丈夫かなぁ、アンちゃんの良さがなくならないといいなって。

でも最後はやっぱりほっこりしてよかったです。

★あまいうまい

アンちゃんが友達と金沢へ旅行へ行くお話。
こうやって少しずつ大人になっていくんだなぁって。

わたしもいつか金沢へ旅行に行きたいな。

★透明不透明

若い男性のお客様(アンちゃんは少し苦手)の持ってきた謎解き(?)を一緒に解決していくお話。

わらび餅はわたしも大好きなので、読んでいて楽しかったです。
若いお兄さんが楽しいキャラクターでした。

★かたくなな

常連のお客様のお話。
お煎餅のお話でした。

お煎餅ひとつをとっても奥が深いんだなぁって・・・

椿店長の栄転のお話もあって、いなくなってしまうと思うとわたしも悲しかったです。
あと、立花さん頑張れって思いました笑

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