日本にいながらいつでも優しくしてくれたのは日本人男性ではなく外国人男性だった話。
最近フェミニストという言葉が流行って(?)おります。
賛否両論ある感じで、フェミニストVS反フェミニストのような構図も見受けられます。
自分は海外に行ったことがないので、外国人男性がどれほど紳士的なのかは分かりません。
だけど、日本で暮らしていて、外国人が増えてきて、ひょんなところで当たり前のように優しくしてくれるのは外国人男性でした。
日本にいながらいつでも優しくしてくれたのは日本人男性ではなく外国人男性だった話。
男嫌いの話
自分が毒親育ちで父親のせいで男嫌いな部分がありますが、それでも男性は「男」という部分だけでいばっているような節はあり、ひどいと思う部分は多々あります。
日本人男性は女性に甘えて生活のほとんど(家事育児など)を女性に押し付けている印象があります。
自分の数少ない交流関係で主婦の方もいらっしゃるのですが、ほとんどの人が家事育児を一手に担っています。
だからといって男性が楽をしているとは思いません。
人それぞれ事情はあるのだと思います。
外国人男性が優しくしてくれた話1
数年前の出来事ですが、某ドラッグストアにて、わたしがアイス売り場で困っていました。
アイス販売コーナーのフタの開け方がちょっと特殊で(たまたま改装中だったのが理由)、開け方が分からなかったんです。
いろいろ試していたのですが、開きませんでした。
諦めようと思っていたら、海外の男性(アジア系かな?)が片言の日本語で「アケタイデスカ?」と聞いてくれたんです。
このご時世に話しかけられるとは思っていなかったので、驚いていたら、スマートに開けてくれました。
アイスを選び終わって閉めようとしたら、その男性がサラッとやってきて、「シメマス」って閉めてくれました。
お礼を言うまもなく、その人はどこかへ行ってしまったのですが、その時はとても感動したし嬉しかったです。
さらに言うと、その男性はわたしのプライバシーを守るためにきちんと距離をとってわたしの動作などをジロジロと見ないようにしてくれていました。
その上で様子を見ていてくれたので、そんな体験初めてだったので、とても嬉しかったです。
お礼を言いたかった。
モゴモゴしてしまって本当に後悔しています。
外国人男性が優しくしてくれた話2
ひとりで街を歩いていて、某ショッピングビルのドアを開けようとしたら、ドアの向こうに外国人の男の子がいました。
この子もアジア系かな。
男の子の方が早かったので先に入ってもらおうと避けたら、ドアを開けてわたしが出るまでドアを開け待っててくれました。
驚きました。
ちょうどこの頃「外国では男性がドアを開けてくれる」というのをツイッターでたまたま見たばかりで、日本ではないなぁと思っていたので。
本当に外国人の男性はドアを開けて、しかも通るのをきちんと待っていてくれるので驚きました。
毒父なんて自宅のドアをわたしの目の前で閉じるようなヤツでしたよ。
後ろにわたしがいながらワザとやる本当にひどい男でした。
外国人の男の子には会釈をしましたが、感謝が伝わったかな。
伝わってくれていたら嬉しいです。
日本人男性が酷かった話
これをあげたら多分キリがないです。
いちばん覚えていて、なかなか強烈で今でも覚えている話を一つします。
今よりもわたしがずっと若い頃で、ひとりで街を歩いていました。
日曜日で人通りもそれなりにあって、わたしは人混みに紛れていました。
若い男の子がたむろしていたのですが、その中の一人がピンポイントでわたしを指差して一言「カモ!」と。
無視するしかなかったので早足で過ぎ去りました。
だけど、いや、いくらなんでも・・・
どういう意味でのカモかはわかりませんが、人を人として見ないような発言に引きました。
日本人男性ってどうして女性ってだけで見下しにかかるのでしょう?
あなたたちみんな女性から生まれているのよ。
なんて思いつつ。
考察と最後
「日本人男性」ってくくりだと数多すぎるし、「外国人男性」だってそうです。
さまざまな個性はありますし、みんなそれぞれ悩んでいると思っています。
学生時代、青年時代、中年、老年・・・なんて歳を取ることに性格や悩みも変わるのかもです。
結局「その人本人の人柄」がいちばん大切なのかなと。
日本にいる男性は女性を見下しがちですが、日本人男性も海外で育てば違っていたかもしれないです。
「環境が人を作る」と思っています。
わたしに優しくしてくれた外国人も、たまたま優しい人だけかもしれないし、日本人男性もたまたまひどい人たちに出会ったのかもしれない。
女性の方がひどいという話も聞きますが、少なくともわたしは、男性にひどい目に遭わされることの方が多いです。
これからどんな人たちに出会うか未知数ですが、優しい人に出会いたいと願うばかりです。