「超加工食品」といわれる食品をご存知ですか?
普段の生活で、誰しもが口に入れている食品です。
超加工食品が何かというと、例えば、カップラーメンのようなインスタント麺、スナック菓子や炭酸飲料などの添加物や化学調味料を多量に使用した食品のことです。
添加物や化学調味料は人間の脳に影響を与えると言われています。
そのため、できるだけ食べるのを控えた方がいい食品です。
それなら何を食べればいいのか?
無加工の野菜や果物を大量に食べればいいのです。
しかし野菜や果物はお値段が高くて、一般庶民には手が届きにくくなっています。
それなのに野菜や果物はお値段は上がり続けていて、お給料が上がるわけではない一般庶民の家計は苦しいのが現状です。
反面、超加工食品は安いので、手に取りやすいです。
しかもオイシイくて簡単に作れるので、つい手にとってしまうんですよね。
安くて手軽なので、筆者もつい手にとってしまいますが、超加工食品は減らせるなら減らした方がいい食品なのは間違いありません。
今回は「超加工食品」について、できるだけ情報をお伝えしていきます。
超加工食品って何?

米国糖尿病学会(ADA)によると、超加工食品とは「糖分や塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料など添加物を加え、工業的な過程を経て作られる、常温で保存できたり、日持ちを良くしてある食品」とあります。
「添加物」が入っている食品は加工されています。
「超加工食品」の多くは栄養価のバランスを著しく欠いています。
高カロリー、高脂肪、高塩分ですが、他の必要な栄養素であるビタミンやミネラル、食物繊維などはあまり含まれていません。
安価で手に取りやすい反面、栄養バランスの悪い食品です。
超加工食品の種類

「超加工食品」って言われてもピンときません。
どんな食品が「超加工食品」なのか。
普段誰でも口に入れている「超加工食品」の一部を書き出します。
スーパーなどで安く売っている食品。
それらのほとんどが加工食品になっているのです。
意識して食品表示を見てみると、「添加物」の入っていない商品はほとんどないのではないかというほどです。
調味料である「醤油」ですら添加物が入っている商品もあります。
超加工食品の影響

食べ続けていると肥満、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓病、がんなどの健康被害が出てきます。
満足感を得られにくいので、つい食べすぎてしまい、肥満の原因になってしまうのです。
何度も言ってしまいますが、「超加工食品」には栄養価がありません。
栄養バランスが崩れれば、体調が悪くなるのもおかしくありません。
じゃあ何を食べればいいの?

野菜・果物など加工されていない生の食材。
これ一択なのですが、実際はそうも行きません。
野菜や果物は高騰してきていますし、学生さんではこれだけでは物足りないでしょう。
「超加工食品」できるだけ食べないことを意識しつつ、栄養バランスを考えて食生活を送ることが必要です。
最後に

ネット記事をいくつか読みましたが、「超加工食品」を批判する記事を批判している人たちが何人かおりました。
「超加工食品」について、調査・研究のやり方に不満を述べている記事でした。
しかし肝心の栄養素はどれだけあるのか? については全く触れられていませんでした。
「超加工食品」の栄養素・・・どれほどでしょう。
栄養素に全く触れないのに、最後に「栄養バランス良く食べることが必要」と閉めていたので苦笑いでした。
超加工食品は手軽で安いですが、栄養はあまりありません。
空腹を満たすのにはすごくいいと思いますが、栄養をとるという意味ではやっぱり野菜や果物には敵いません。
絶対に食べるなというのは無理な話でも、食べるにしても少量を、というのが鉄則かなと思っています。
でも今更「カップラーメンを食べないなんて無理!」「コーラが飲めなければ死んじゃう!」という方も多いでしょう。
いきなりやめろというのも無理な話です。
ならばどうすればいいのか。
「できるだけ食べない」
それが答えなのですが、それでも現実的ではありません。
いくら「超加工食品」が体に悪いと言われても、あまり食べない方がいいと言われても、他に選択肢がなく食べている場合もあります。
全く食べないのは無理な話でも、少しずつ減らしていくことは必要かなと思います。
など