「食物依存症」について、いい出会いがありました。
その方と一緒に食事療法をしていたのですが、わたしは4日でリタイア。
ストレスで全身が痛くなってしまったんです。
挑戦前に感じていたこと、リタイアして感じたことをお伝えしていきます。
目次
食物依存症の食事療法って何?
依存症について
食べ物に限らず、「薬物依存」「アルコール依存」はまとめて依存症と言います。
精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める耐えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行為が優勢となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる、精神的・身体的・行動的状態のことである。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87
脳が自分が依存してしまうモノを求めてやまなくて、依存的になってしまうんです。
アルコール・ギャンブルなどが依存症として知られていますが、食物依存症もあります。
依存症そのものについて、依存症になりやすい人と、依存症になりにくい人がいます。
これは遺伝によるようです。
依存は脳の病気だと教えてもらい、自分の中で受け入れることができました。
脳を変えればいい。
食物依存症には、脳に必要な栄養を取り入れ、依存的になってしまう物質はすべて排除する。
食事療法が必要なんです。
食事療法で食べられるもの
- 野菜類全般
- キノコ類
- 果物
- 大豆
- 種子類
もっと細かく分かれるのですが、ざっくり言うとこんな感じです。
ベジタリアン。
使っていい調味料も限られていたり、野菜も生で食べる必要があったり、食べる量を測ったりします。
粉類(パン・麺など)・砂糖は完全に排除します。
食事療法をして良かったこと
食事療法をして、自分の体に変化が訪れました。
今まで悩んでいた睡眠の質や生理痛が緩和されました。
いいことばかりでした。
まずはどんないいことがあったのかお伝えします。
睡眠の質が上がった
長いこと寝付きが悪いことで悩んでいましたが、食事療法を始めたその日から寝付きが良くなりました。
偶然かなと思っていましたが、2日目、3日目も寝付きがよく、スムーズに眠れて、目覚めもよく、わたしはこれにとても感動しました!
「食物依存症は睡眠障害が起きやすくなる」と言われているので、食事を変えると改善されるのは当然かもしれません。
とにかく睡眠に関しては劇的に改善されて、食事療法をやる意味を感じました。
生理痛が緩和された
生理痛にもずっと悩んでいましたが、大好きだった炭水化物を摂らないことで、生理痛がよくなりました。
これもわたしにとって奇跡です。
今までは生理痛にいい食事や体を温める方法などを一生懸命探していたのですが、全部ダメでした。
結果として良かったのは、体に悪い(だけどとっても美味しい)食べ物を食べないことなのかもしれません。
食事療法がどうして失敗したのか
食事療法はいいことばかりなのに、どうして失敗してしまったのか。
2週間続けることに意味があるのに、たった4日でもう無理だと体が拒否してしまいました。
その理由はたった一つ。
ストレスです。
ストレスで全身が痛くなる
失敗してしまった一番の理由は、ストレスになってしまったことです。
背中からピキッと痛みがきて、普段吊らないのに足が頻繁に吊るようになったりしました。
寝ても覚めても何をしていても食べ物のことを考えるようになって、頭の中にこびりついて離れないんです。
気を紛らわせようと色々やってみましたが、ダメでした。
食べ物の誘惑に敵いませんでした。
そのうちに全身が痛くなってしまい、これはもうダメだとリタイアしてしまいました。
食事療法で難しかったこと
野菜の重量は思ったより軽い時もあり、結果として野菜の量がとても多く感じることもあります。
葉菜が健康や栄養にとてもいいのですが、量が増すので食べるのが苦しい。
トマトは重量があるので量が少なく、逆にお腹が空いてしまう。
このバランスを取るのが難しい。
今までが好きなように食べていたので、急激な食生活の変化に体が耐えられなかったのかなと自分では思っています。
なお、この食事療法を始める前から、少しずつ炭水化物は減らしていました。
砂糖類を一気に無くしてしまったのが失敗の一つかなと考えています。
食事療法を続けるのか?
食事療法をして、リタイアしましたが、4日は続けられて、一番良かったのは「睡眠の質が上がったこと」
これはわたしにとって奇跡と言っていいくらいです。
だけどストレスで体がやられてしまう。
だったら今後はどうするのか・・・
わたしが出した答えはこうです。
「失敗と挑戦を繰り返す」
できるだけ食事療法を続けます。
ストレスがくる一歩手前で少しだけ甘いものを食べたり炭水化物を口にする。
ストレスが改善されたらまた食事療法を続ける。
そんな繰り返しでやっていこうかなと思っています。
睡眠の質に影響するのがやっぱり大きいので、できる限りは失敗しながらも続けていこうかなと。
最後に
今回、いい出会いがあり食事療法に挑戦しました。
この出会いがなければわたしはどうなっていたか分かりません。
食事は自分の体を作るモノで、いいものを取り入れればよくなるし、悪いものを取り入れれば悪くなる。
そんな単純な構造が頭のどこかで分かっていても、実際に人から言われるとハッとします。
いったん失敗しましたが、この食事療法でわたしの心が少し変わりました。
食事から変えていけばきっと身も心も健康になる。
そう信じて、失敗と挑戦を繰り返していこうかなと、思っています。
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