この世に世話好きの人間はほとんどいない|コラム

世話好きの人間はほとんどいない|コラム

今回は「世話好きの人間はほとんどいない」ということについて書きたい。

これは筆者の実体験を基にした考察である。

主観によるものだと最初に言っておきます。

 

 

この世に世話好きの人間はほとんどいない|コラム

みんな他人の世話などしたくない。世話されたい

「みんな他人の世話などしたくない。世話されたい」

親と子・ペットの関係

子供の頃は、親が子供の世話をするのは当然だと思っていました。
(うちは毒親なので少々違いますが、別の話なので後日)

ペットの世話をするのも当然ですよね。

なぜならば、「自分でできない」から。

「自分でできない」から、お世話をする。
それを「当然」と捉えるか、「仕方なく」と捉えるか。

子供の成長は喜ばしいもので、だんだんと手が離れ、お世話をする必要がなくなる。

大人と子供の関係なら、もしくはペットが介入すると「お世話」という言葉は、綺麗な響きにも聞こえます。

 

職場の関係

では、「大人同士」であればどうでしょう。

身近だと、「職場に新入社員が来た」ということが挙げられます。

一番最初はトイレの場所すらわからず、「誰かが教える」必要が出てきます。
元々世話好きの人がいればいいのですが、そうでない職場では最初から地獄が始まります。

「世話される」側は楽なんですよ。

「いうことを聞いていればいいだけ」
だから何の責任もないし、気楽。

「世話する側」には責任が生じます。

「責任」は重たい。

普通に仕事を教えていただけでも、新入社員が何かをしでかすと、「世話した人」に責任が向かうんです。
新入社員を責めることができないことも多く、「世話した人」が理不尽な目に合うんです。

誰もこんな思いはしたくない。

 

男女の関係

恋は盲目などとも言いますが、好きになった相手をつなぎ止めたくて、甲斐甲斐しく世話をするというのがあります。

特に女性は相手の世話をしたがり、男性は世話をしてもらいたがる。

日本人に受け継がれた感覚は、「女性が男性の世話をする」ものです。

女性が料理をし、料理を運び、料理の後片付けをし、買い物をし、メニューを考え……
食に対してだけでも、女性が全部世話しているのです。

しかし本来、女性だって他人の世話が好きな人は少ないのです。

だから女性が嬉々として男性の世話をするのは愛があるうちだけ。

世話されるのが当たり前になってくると男性は気を抜きますし、そんな男性の態度に女性は愛想を尽かしていき、女性は男性の世話をしなくなるのです。

 

 

そもそも世話好きの人間はほとんどいない

そもそも他人の世話が好きな人間などほとんどいない。

筆者の人生で「この人世話好きだな」と思ったのは1人だけです。
過去の職場で出会ったアルバイトの女性。

転職経験が多く、いろいろな人と出会ってきたつもりですが、それでも「世話好き」と思える人はひとりだけでした。

 

日本の男性は盲目で、「女性は男性の世話をするべき」思想があるように見受けられます。
時代は進みましたが、それでも染み付いているものはぬぐい切れていない。

 

「世話好き」な人はそもそも多くない。

世話をしてくれる人には感謝を示していきたいと思っています。