離人症について
最初に少し自分語りをさせてください。
自分の過去の状態に「離人症」という病名がついていました。
何かというと、「自分が自分じゃないような感じがする」こと。
当時は「離人症」なんて病名を知らず、そこから心霊系を疑ったりしていました・・・
当時気づいていたら何か変わっていたのかな。
当時は病名に気づかなかったけれど、現在は気づくことができました。
今更ですが、一つ一つ調べていこうと思います。
その調べたことを共有できたらと記事にしました。
参考になれば嬉しいです。
離人症について
特徴
俗にいう「客観的に自分を見る」とはまた別で、「病的に自分が自分から離れていくこと」。
「一時的な不安やストレスなどによって誰にでも起こり得るものである」ということなので、もしかしたら多くの人にとって身に覚えがあるかもしれません。
離人症は、不安感、抑うつ感に次いで、最も一般的な精神症状であると言われていて、多くの人が経験しています。
ストレスなどが原因で気づかないうちに離人症になっている人も多いです。
自分が本当に存在しているのか不安になったり、自分の知覚が現実のものか繰り返し確認したりする人も多くいる。
この状態には自分にも身に覚えがあり、特に小学生の時にこんな感覚に襲われていました。
- 徐々に現れる場合もあれば、突然現れる場合もある
- ほんの数時間の場合もあれば、数日、数週間、数カ月、数年にわたる場合もある
- 悪化と軽減を繰り返す
原因
- 強いストレス(人間関係、金銭、仕事によるものなど)
- うつ病
- 不安
- 違法薬物やレクリエーショナルドラッグの使用
- 小児期の情緒的虐待やネグレクト
ストレスが原因の場合、大抵回復が可能です。
とにかく強いストレスが原因で起こる病気です。
ストレスも様々ですが、身体的虐待・DV・大切な人の死など、経験したくないような経験でのストレスが引き金となることが多いようです。
参考サイト
・MSDマニュアル家庭版
最後に
病名は変換で簡単に出てこないことも多いのですが、離人症は簡単に出てきました。
変換で簡単に出てくるほど多くの人が経験する病気です。
病名は知らなくても病気になっている。
病気だとは気づかずに症状は出ている。
そんなことは多くあることだと思います。
私のように病気だと気づかないうちに病気になっていて、自然と回復した、ということもあります。
自分が自分じゃないように感じていて、日常生活に影響が出ている程なら、無理をせず病院に行くことをおすすめします。
ひとりで悩む必要はなくて、相談に乗ってくれる法人もあります。
あいぽなにメールしてくだされば、話を聞くくらいはできます。
こころのほっとライン
1回20分 無料 電話相談 1日2回まで
ほっとライン専用ダイヤル03-5928-5027
時間は決まっていますが「話を聞いてくれる人」がそこにいてくれます。
東京外からでも可能です。
※フリーダイヤルではないので、通話料がかかります。
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電話が苦手な方にオススメです。
※どちらも人気のため大変繋がりにくいです。
それでもめげずに何度もトライして下さい。
自分が自分の心や体から離れていったり、また自分が自身の観察者になるような状態を感じること。