年下の若い男の子に勇気づけられた話

年下の若い男の子に勇気づけられた話。

若いと言っても、子供ではありません。
20代そこそこくらいの男の子。
知り合いではありませんし、顔すら知りません。

 

現実の若い男の子はヤンチャだったり、まぁいわゆる配慮が足りなかったりであんまり好きではないのです。申し訳ないけど。
だけど学ばず歳だけとった脂ぎったおじさんよりはマシかなと最近では思うようになりました。

 

何があったのかと言いますと、ここ数週間、わたしはうつ気味の状態が続いていて、起きていても何もやる気がなかったり、少しでも時間があるなら横になっていたいとダラけた(うつ気味)状態が続いていました。
力もうまく入らないし、やりたい事はあるはずなのに動くことができない。
うまく言い表せないけれど、なんか辛い状態です。

できた事は、パソコンを開くことと、動画を見ること。
自分で考えなくて良くて、ただ笑っていればいいだけの動画を見るのは楽にできました。
腐り切っていても誰にも迷惑が掛からないので、ダラけて腐った日常を送っていました。

精神病院には行きたくなくて、一人でただ時間が過ぎるのを待っているだけの、本当にどうしようもない日常です。
わたしは寿命までは死ねない。
そう分かっているはずなのに、死を意識することすらありました。

 

  

その子はYouTubeの中にいて、ゲームをやっていました。
自分が知っているゲームで誰かやっている人いないかなと検索をしていたときに見つけました。

自分にとって毒にならず、ただ時間を潰せる物が何か欲しかったんです。
何も考えなくて良くて、時々笑わせてもくれる。
YouTubeの中にはたくさんありました。

この子自体を見つけたのはだいぶ前なのですが、なんとなく気が向いたら見るくらいの子でした。
ファンというほど追いかけてもなく、思い出したときに「ちょっと見てみようかな」と思う子でした。
腐り切った日常を送っている最近ではよく見ていました。

 

この子はまぁ、臆病と言いますか、優しいと言いますか、ゲームでも他人にあまり攻撃をしない子です。
仲間に守られるプレイが中心でした。
すぐに悲鳴をあげるし叫ぶしゲームの敵にも驚いている。

それで人生大丈夫なん?
自分のことを棚に上げてそんなふうに思っていました。
見ている分には面白かったです。

 

だけどある日変わったんです。

仲間を守るために、自分も攻勢に出るようになりました。

自分も攻撃を仕掛けないと仲間を守れない。
守られてばかりだと負けてしまう。

素人の目でもわかるくらいゲームのプレイングが変わったんです。

 

わたしは驚きました。
仲間のために躊躇いもなく敵に攻撃をして、そうすることで仲間を守ってるんです。
今までは自分の身を守る事で精一杯だったのに、その頃とは全く違っていました。

仲間もこの子を信用して指示を出していたりしました。

今までこの子のゲームを見ていてそんな事はなかったんです。
臆病で、守られてばかり。
動画として他人に見せるためにゲームをしているので、面白さは以前から追求していたようですが、それ以上の何かがありました。

 

この短期間の間に何があったのかは分かりません。
だけど素人のわたしが見てもわかるくらいに、彼は成長したんです。

裏でこっそり練習してたのかな。
仲間から何か言われて変わったのかな。

想像はいくらでもできます。
真実は分からないけど。

 

うつ気味のわたしでしたが、ハッと体が起き上がりました。
どこの誰か分からないし、リアルでは絶対に会う事はないけれど、こんなに頑張っている子がいる。
悔しいことに泣きそうになりました。
強くなったんだねって。

 

たかがゲームかもしれません。
だけどその子の心は確実に成長していました。

 

わたしは何をやっているんだと。
何にもせずに寝てばかりで、何をやっているんだと。

うつ気味が簡単に解消されるわけではありません。
だけどこの日は体が動きました。
手始めに掃除から初めて、メールチェックしました。

 

若い男の子だって、誰だってみんな必死で頑張っている。
今のわたしに「頑張る」は辛いけど、ちゃんと立ち上がらないと・・・

人って変われる。
仲間のために頑張れる。

 

なんか悔しかったんですよ。
今までそんなに好きじゃなかった「若い男の子」の勇姿に勇気づけられるなんて。

だけど、わたしもちゃんとしなきゃって思えました。
こんな腐ったおばさんにも勇気を与えてくれてありがとう。

たくさん感謝をしたいです。

 

わたしの存在は決して表には出しません。
こんな腐ったおばさんを勇気づけたと知ったところで萎えさせてしまうかもしれませんし、ドン引きされる可能性もあるので。

ただ静かに見守って応援していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です