【コラム】高速道路を走れなくなったトラウマの話。

【コラム】高速道路を走れなくなったトラウマの話。

わたしは今、車が必須の社会で生活をしています。

車を持つのは一人一台が当たりまえ。

まぁ、田舎です。

車の運転は日常なのですが、だからこそ一つ困っていることがあります。

それは、「高速道路が走れない」ということです。

実は一つトラウマがあるんです。

高速道路にまつわるトラウマが・・・

まだ10代だった頃に教習所に通い、免許を取得しました。

ストレートで取得できたのでとても嬉しかったのを覚えています。

だけど同時に、「わたしはもう高速道路は走れないな・・・」と思いました。

その理由です。

問題は、高速道路の教習の時間に起こりました。

先生一人に生徒が二人つきます。

わたしの他には年の近そうな男の子と、中年男性の先生。

行きと帰りで一人ずつ走って、教習終了です。

行きは男の子がきちんと走りました。

帰りがわたしの運転だったのですが、この時間に問題が起こりました。

わたしが運転席で運転。先生は助手席。男の子は後部座席。

初めての高速道路で、スピードも出さなければならず、緊張もしていました。

だってもし失敗したら命を失うかもしれないのです。

自分の運転で、自分だけでなく同乗者にまで迷惑がかかってしまう。

最悪なことが起きた場合、同乗者の家族にまで迷惑がかかる。

そんなことを思いながら緊張していました。

順調に走っていたのですが、一台の大きなトラックが前に来て、スピードを緩めました。

それに合わせてこちらもスピードを緩めたら、後ろにいたこれまた大きなトラックがスピードを出してきました。

横に逃げようとしたら、斜め前、斜め後ろともにわたしの走らせている車を塞ぐように大きなトラックがやってきました。

大きなトラックに囲まれてしまい、周囲の状況も何も分からず、パニック寸前にまでなりました。

本当に怖くて、声も出なかった・・・

隣の先生も怖くなったみたいでハンドルに手を伸ばしたりしてました。

アクセルを踏んでいる足が震え出して、前にいるトラックはスピードを緩めるし、後ろのトラックはスピードを出すし、隣のトラックはどいてくれないし・・・

わたしの走れるスペースは本当に少しで、スピード感覚を少しでも間違えれば本当に大事故でした。

しかも初めての高速道路で・・・

息を合わせてわたしたちを殺しにかかってる・・・?

なんて思うほどでした。

途中でなぜか前のトラックがスピードを出し、斜め前のトラックもスピードを出し、後ろのトラックはスピードを緩めたのでことなきを得ました。

インターの近くでもなかったので、なんだろう、警察のヘリコプターでも飛んでたかな。わからないですが・・・

本当に怖い経験をしました。

こういう人たち、捕まってくれないのかな。

警察の交通課もねずみ取りなんてしてないで、こういう人たちを捕まえてくれないかな。

こういう話をすると「若い女の子だから仕方ない」とか言われますが、そういう問題じゃないんです。

怖かったんです。

命を失ったかもしれないんです。

わたしだけじゃなく、同乗者も。

あれから10年以上経ちますが、それがトラウマで、いい年したおばさんになっても高速道路には乗れません。

運転は好きなので、乗れたら楽しいんだろうなとは思うのですけどね・・・

トラウマは強いです。