みなさま、エモーショナルイーティングという言葉はご存知でしょうか。
簡単に言いますと「お腹がいっぱいでも食べてしまう」という心の病気です。
食べたくて食べたくてどうしても我慢ができない。
お腹が空いていないのに食べてしまう。
「感情が欲する食欲」とも言われ、身体は栄養を求めていないのに、心が栄養を求めてしまい、結果食べ過ぎてしまう状態です。
食べ過ぎは体によくない。そうと分かっていても食べ過ぎてしまうんです。
筆者にもお腹がいっぱいでも食べ過ぎてしまう状態には身に覚えはあり、「エモーショナルイーティング」という言葉を知り、とても共感しました。
このエモーショナルイーティングで悩んでいる方も多く、どうしても食べてしまい、後悔をしてしまうという悪循環の繰り返しです。
調べたことを共有できたらと思い、記事にします。
エモーショナルイーティング
エモーショナルイーティングは「感情が欲する食欲」です。
不安、寂しさ、不満、イライラなどのストレスを、食べることによって解消しようとする行為です。
食べることで一時的に幸福感に満たされます。
しかし一時的に満たされるだけですので、当然のように食べることを繰り返してしまいます。
症状
- 食べ過ぎだと分かっていても食べてしまう
- お腹がいっぱいなのに食べてしまう
- 気づいたら食べている
- 味の濃いもの、甘いもの、揚げ物などカロリーの高いものが食べたくなる
エモーショナルイーティングの悪いところは、一時的に満たされるためだけに食べてしまうことです。
依存性があり、食べることを繰り返してしまいます。
その結果、肥満・うつ・摂食障害・虫歯・糖尿病などの病気を招いてしまいます。
原因
- ストレス
- 不安、寂しさ、不満、イライラなどネガティブな感情に支配されている
- 心が飢えている
心の飢えを満たすために食べてしまいます。
ストレスをなくすのが一番いいのですが、ストレスをなくすために食べるという人もいるので、なかなか難しいものです。
対策
- 食べ物を視界に入れない
- 食事制限の極端なダイエットをしない
- 食べたくなったら熱中できることに置き換える
- 食べたくなったら散歩に行く
- 食べたくなったら5分だけ我慢する
- 誰かと話をする
自分のできる範囲で対策をしていくことが大切です。
新しい趣味を始めてみたり、天気がよかったら散歩に行くのもいいことです。
無理のないように、疲れたら一度ストップしてください。
少しずつ対策していきましょう。
最後に

「食べる」という行為自体は全く悪いことではありません。
食べないと死んでしまいますから。
自分ご褒美にちょっと甘いものを食べる。
お腹が空いた時に必要な分を食べる。
というのは全く問題ありません。
問題は身体は欲していないのに心が欲して食べ過ぎてしまうこと。
食べ過ぎは様々な不健康につながってしまいます。
健康を保つために、少しでもいい生活を送っていくために、できることを少しずつ始めていきましょう。
こころのほっとライン
1回20分 無料 電話相談 1日2回まで
ほっとライン専用ダイヤル03-5928-5027
時間は決まっていますが「話を聞いてくれる人」がそこにいてくれます。
東京外からでも可能です。
※フリーダイヤルではないので、通話料がかかります。
こころのほっとチャット
1回50分 無料 チャット相談 1日1回まで
チャット形式のSNSカウンセリングです。SNSを通じて無料で相談できます。
電話が苦手な方にオススメです。
※どちらも人気のため大変繋がりにくいです。
それでもめげずに何度もトライして下さい。